18年の散策メモ
日時 行く先 トピックス 反省会 メモ
平成18年1月4日 外鎌山〜舒明陵〜石位寺〜倉橋溜め池〜崇峻陵〜聖林寺 八木駅前「天まであがれ」にて
平成18年新年も4日から始動。今回は、こちら予想を超える12名の大勢が参加、いつも以上の賑やかな散策行となった。電車の窓から見ていた大和朝倉駅側の外鎌山(トカマヤマ)から忍坂・舒明天皇陵、石位寺と辿り、そこで昼食を摂った後、倉橋の溜め池を迂回して崇峻天皇陵に立ち寄った後で目的とする聖林寺の十一面観音拝観に及んだ。観音様拝観ではみんなが感心しきりであった。
バス本数少なく桜井駅まで歩いたが、途中に談山神社の大鳥居が道幅一杯に建っているのに出くわしたり、鈴なりの柿の熟したのを眺めたりとのんびり歩いて駅にたどり着き、一息入れた後、いつもの八木駅前の反省会場に繰り込んだ。
参加者の二名が帰り、入れ替わって反省会のみ参加の一人が加わってこれまた11名の反省会となり大いに盛り上がった

 尚、今回の散策行に際してY氏が久しぶりに俳句を寄稿してくれましたので=寄稿俳句集ページ=ご覧下さい。

平成18年2月15日 ウワナベ古墳〜佐紀路〜秋篠寺・西大寺 西大寺駅階下「味楽座」
雨模様の予報に反して主だった散策ポイントを回る間は、降られもしないでそこそこの散策行となった。参加者は5名。
メインコースからは脇道的なウワナベ・コナベ両古墳を巡り佐紀町を抜けて平城旧跡の北端をかすめて瓢箪山古墳〜近鉄平城駅に出、駅前ハーブ販売店兼用の喫茶店で昼食、そのあと秋篠寺を拝観し、最終の西大寺を回った。午後3時頃には本格的な雨となったため、切り上げて早めの反省会を開き、のんびり3時間半ダベリにダベッて散会した。

平成18年3月3日 阿吽寺〜巨瀬の道(八幡神社−栗坂峠−葛木御歳陣社)〜御所・船宿寺 もう使えないというお百姓さんの大根を参加者の一人が貰い受ける 八木駅前「天まであがれ」にて

雨の確率午後は40%と出ていたものの我々が歩いた葛城は晴天で風があったにも拘わらずそこそこの散策行となった。
参加者は女性一名を含め6名。今年はかなりの厳冬となったためか、阿吽寺の椿もちらほら咲いていた椿もあったものの、大半はつぼみのままでちょっと早すぎた椿寺拝観となった。

平成18年3月15日 西吉野・賀名生(アノオ)梅林 八木駅前「天まであがれ」にて
全く快晴となったこの日、シニア四人で賀名生(アノウ)梅林に出掛けた。まだ、梅は3分から4分咲きと言ったところで、見学者もまばらであったが、好天気に誘われたグループにも出くわした。賀名生皇居跡側には立派な歴史資料館も建っていて、旧西吉野村当時の諸々の農機具や嘗ての南朝時代の数少ない展示品が広げられ、説明員もいて細々とした色々の説明をしてくれた。
平成18年4月7日 榛原駅〜高井バス停〜仏隆寺〜唐戸峠〜腰折地蔵〜西光寺〜室生寺・龍穴神社〜近鉄室生口大野駅 室生古道の後半は興ざめ 八木駅前「天まであがれ」にて
快晴の桜見物にシニア6名が仏隆寺に繰り出した。山里の桜は何時になく遅くまだつぼみのまま、しかし観光バスが3台も乗り入れてきたり車もそこそこに駐車していた。我々はそこから室生古道を歩いて室生寺に向かう。古道の唐戸峠までは快適だったが、後半は地元土建業者の新道拡幅で全くの興ざめに変わり果てていた。腰折地蔵と西光寺に立ち寄り、遅めの昼食、室生寺行き派と龍穴神社行き派に分かれ、後者は更に龍穴を目指したが到達できず、室生寺口バス停で合流して帰途についた。
昼食が遅かったためか、いつもの店に立ち寄りワイガヤに及んだが、若干静かな一時であったように思った。
平成18年4月26日 柳生〜笠置周遊 奈良東向商店街の「天まであがれ」
やや曇りがちのこの日シニア五名で柳生から笠置までの周遊コースに挑戦。柳生バス停側の鉄製階段を古城山に登り、一旦下ってかさぎゴルフ場側をすり抜けて笠置寺境内に入り六角堂跡経由でメイン境内に踏みいり、もみじ公園で昼食・休憩。その後修験者が数多く勤め上げた巨石巡り、涙を流す人もいるという磨崖仏、正月堂、十三重の塔、笠置発祥の笠置き巨石等を回った。一気に200メートル強は下って笠置の町に戻り、JRを右に見て木津川沿いを布目陸橋まで歩き、今度は布目川を左にしながら柳生に向かう。途中、甌穴と言う川石がかたまったところで小休止しながら柳生まで約2時間強の散策を楽しんだ。
バス停で若干時間があったが、近鉄奈良駅まで戻っていつものワイガヤを東向商店街の「天まであがれ」で開催、約12キロ散策の一日を振り返った。

平成18年5月6日 榛原駅〜内牧西口〜嶽太郎〜カラトの寝石〜平井大師石仏群〜宇太水分神社〜宇太バス停〜榛原駅 八木駅前「天まであがれ」にて
肝心の幹事やナビ役か゜他の用事や風邪でダウンしたものの遙々東京から参加のシニアを交えての散策行を実施。今回は奈良交通のフリーハイキングコースの一つに乗っかって榛原の奥にある嶽の立石とカラトの寝石、平井大師周辺の石仏を見、最終は宇太水分神社である。連休中ではあったが、この地まで入り込む人は流石に少なくその上好天にも恵まれ快適な散策であったとのこと。途中リスや狐の姿も見かけたとの報告もあった。
平成18年5月24日
 
橿原神宮〜橿原考古学研究所博物館〜飛鳥資料館(整理券入手)・昼食〜飛鳥坐神社〜甘樫丘〜(周遊して)〜飛鳥資料館(キトラ展示品見物)〜橿原神宮 八木駅前「天まであがれ」にて
晴天の少ない今年の5月ではあるが晴天となったのこの日、シニア11名が橿原考古学研究所博物館で開催されていた御所のヒビキ遺跡邸宅模型と飛鳥資料館での展示となったいたキトラ古墳の白虎部分の実物見学に繰り出した。マスコミ報道の通り飛鳥資料館は到着時点で90分待ちという状態で、帰りを急ぐ一人のみそのまま行列に並んでいたが、他は3時入場の整理券を貰い、先に昼食を資料館芝生で摂り、その後、飛鳥坐神社から甘樫丘とのんびりと見て回り、再度資料館に戻り、行列しながらキトラ遺跡展示品を見た。ものの1〜2分の短時間ではあったが割合スッキリとした白虎部分を見ることが出来た。
まだ3時半過ぎだったが、橿原神宮駅に戻り、反省会はいつもの八木「天まであがれ」で開催、この会初参加の人や東京からのシニア共々一時を楽しんで散会した
番外編
平成18年6月04日〜5日
一日目川合〜みたらい渓谷(途中まで通行止め)〜洞川温泉 
二日目竜泉寺〜かりがね橋〜
自然研究路〜かじかの滝〜母公堂〜ごろごろ水〜洞川温泉
多太会となら歩楽歩楽会合同洞川紀行。
本会会員が大半だったので、参加者写真を基にページを作成させてもらいました。緑したたるみたらい渓谷から洞川温泉、町の山手の自然研究路と盛り沢山の散策となり、体力のあるなしに拘わらず、全員が一泊旅行を堪能した散策紀行となったものと感じられます。
平成18年6月13日 榛原駅〜古市場水分神社〜見田・大滝古墳〜平井大師〜岩崎橋〜榛原駅 八木駅前「天まであがれ」にて
再度の挑戦に持ち越しの一日。連休時に行けなかった面々がその時とは逆回りで宇多水分神社から平井大師、立石等の巨石群を目指した。結果的には、大澤集落区長、大師山での榛原から来たシニア、戻り道での集落百姓さんの話に酔いしれ、肝心の巨石群には行けず仕舞となった。再々度、もみじの季節当たりに出掛けて走破しようと語りあった。
平成18年6月21日 榛原駅〜十八神社〜戒長寺〜葛神社〜室生湖湖畔〜竜鎮渓谷〜大野寺〜室生口大野駅 八木駅前「天まであがれ」にて
晴天に恵まれた一日、榛原から室生口大野駅までの一駅とはいえ、距離にして約13キロをシニア六名が散策。流石に平日であまり人が歩かない?と目される地域か、室生赤目国定公園の展望も一望でき、万葉歌人・山部赤人の墓にも立ち寄り、カンカン照りの室生湖畔だけは疲れが出たが、最後の竜鎮渓谷の清流と滝に癒されて室生口大野駅に到着、やはり結構歩いたなあ、と思いを深めた一日となった。
平成18年7月12日 榛原駅〜曽爾村役場〜曽爾横輪〜長走の滝〜目無橋〜済浄坊渓谷〜(一旦車道へ)〜クマタワ峠〜(ズッと東海自然歩道)〜ブッシュ帯〜石畳道〜落合橋〜宇野川バス停〜龍穴神社バス停〜室生口大野駅  八木駅前「天まであがれ」にて
曇り空ながら曽爾から室生へ抜ける東海自然歩道の済浄坊渓谷散策に五名で出掛けた。この日は湿度が高く曽爾横輪からの取り付きがやや急な坂道のため、歩き出して間もなくで小休止したり、途中でも何回か水補給を兼ねての休憩を余儀なくされた。済浄坊渓谷まではその坂道以外難所はなかったが、滝を抜けてクマタワ峠を過ぎての下りがササヤブと倒木に道を踏み外しそうになったり、ゴツゴツ岩や傾斜のある石畳道には難渋、この時期の山道だけに慎重に歩行ペースを落としての宇野川バス停に向かわざるを得なかった。バス時間に余裕があって龍穴神社バス停まで歩き、室生口大野行きには4時過ぎ のバスに乗車。約13キロの散策行打上をいつもの八木駅前で実施。
平成18年9月05日 青山高原・東青山駅〜滝見台〜三角点〜西青山駅 八木駅前「天まであがれ」にて
真夏をパスしたなら歩楽歩楽会であったが、三重県の青山高原散策から再開した。天候も曇りがちで昼には通り雨で一休みを余儀なくされたが、全体としては快適な散策行となった。古いてくてくマップを基に歩いたこともあって今はルートも消されている滝見台から三角点コースだったが幸い危ないところもなく全員無事に三角点に到達した。問題はそこから西青山駅までのルートで、別荘地開発からか、やたら階段で区切った急坂のアップダウンで歩きにくく、おまけに若干案内板が途切れていたり、人が殆ど歩かないためか、コースに草が生い茂っていたりしていて決して快適な散策道とは言えない部分もあった。この点は近鉄にも今少し手入れを望みたい。
平成18年9月27日 近鉄奈良駅〜(浄瑠璃寺方面)〜西小区倉庫バス停〜加茂青少年山の家〜大門磨崖仏〜大門無縁仏〜首切地蔵〜浄瑠璃寺〜(寺側の茶店にて昼食)〜藪の中地蔵三尊〜唐臼の壺・阿弥陀地蔵〜寝仏・わらい仏〜弥勒磨崖仏〜(クヌギ道)〜三体地蔵〜岩船寺〜テクテク加茂方面へ〜南加茂台一丁目〜近鉄奈良駅 奈良東向商店街「天まであがれ」にて
シーズンには早く人出の少ないこの時期の当尾の里散策にシニア九名が繰り出した。バスを利用して浄瑠璃寺手前まで行き、以前とは違う歩道を通って浄瑠璃寺に到着、一頻り拝観や池の周り、十三重の塔をみたあと、参道脇にある茶店で山菜定食やそば定食、とろろ定食を摂った。買い物をした後、岩船寺に向かう。
殆ど人に会うことなく岩船寺へ着いた。岩船寺では寺の奥さんと話していると、バス本数の少ないのを気にかけられ、加茂に歩けば約7キロで1時間程度だと教えられた。寺前の茶店でコーヒー等を飲んだりダベッタリして復路を加茂とした。七キロもない舗装路をテクテク歩き、奈良駅方面のバス停到着。一足違いでバスが出ていったが少々待って近鉄奈良駅着。打上会を八木の姉妹店でもある「天まであがれ」にて開催、この日の一日を振り返った。
平成18年10月25日 近鉄榛原駅〜高井バス停〜高井の千本杉〜関所跡〜諸木野集落〜石割峠〜専明寺〜血原橋バス停〜室生口大野駅 八木駅前「天まであがれ」にて
本来なら秋の紅葉真っ盛りと言っても良い時期ながら、まだ、時には暑い日もあるこの頃ではあったが、あまり人が入らない?と目される伊勢本街道歩きに繰り出した。近鉄駅を起点とする割には、肝心の近鉄自身が、「てくてくマップ」も出していないのには不思議な感がある。我々も距離的にややモタモタしたことから目的とした山粕峠を越える地点までは到達できず、血原橋バス停から室生口大野駅へ引き換えさざるを得なかった。参加者の中にはこの続きを血原橋から歩いて、最終「お伊勢さん」までを----と勇ましい言葉を吐く御仁もいたが------。それにしても、もっと大勢の人が歩いて欲しいコースの一つには違いなかった。
平成18年11月08日 富田林駅〜近つ飛鳥博物館〜風土記の丘〜平石城跡〜磐城神社〜高貴寺〜持尾城址〜弘川寺〜富田林駅 富田林駅前
「白木屋」
奈良県の隣で、奈良の明日香とは切っても切れない河内飛鳥の一部、近つ飛鳥博物館から磐城神社、高貴寺経由弘川寺までを散策にシニア6名で出掛けた。秋晴れの清々しい一日ではあったが、ここも平日の精か途中で人と出くわすこともなく約8キロ程度の殆ど土道を歩き通せた。惜しむらくは、ここももう少し、時間的なゆとりを持って博物館にしろ、弘川寺にしろ見て回ることが出来ればと帰る頃になって反省しきりの感があった。再度、この一帯の散策を企画してみようと思っている。
平成18年11月25日 桜井駅〜海柘榴市跡〜八阪~社〜平等寺〜三輪明神〜玄賓庵〜桧原神社〜相撲神社〜兵頭神社〜景行天皇陵〜喫茶卑弥呼庵〜崇神天皇陵〜黒塚古墳展示館〜柳本駅 八木駅前「天まであがれ」にて
三輪まではJRでと思っていたが、参加者の希望で桜井駅から歩きに徹して海柘榴市跡経由で三輪明神に向かった。日差しがもっとあると思っていたが暗に相違して晴れ渡ることの少ない一日であった。それでも三輪明神、玄賓庵、檜原神社を回り、お休み処で昼食をとった。いつもは行かない相撲神社、最古の神社でもある兵頭神社にも立ち寄り、最終喫茶「卑弥呼庵」に到着、ゆっくり一休みした後、天理市黒塚古墳展示館に寄って、三角縁神獣鏡(プロトタイプを展示)を拝観、柳本駅から桜井に戻り、さらに八木駅前のいつもの居酒屋「天まであがれ」で反省会。今回は何時になく酒が進み、数名はかなり酔っぱらった様子だった。
平成18年12月13日 西大寺境内通過〜菅原神社〜喜光寺〜垂仁天皇陵側〜平松皇大神社〜培塚〜薬師寺公園墓地側〜養天満神社〜一徹長屋(昼食)〜近鉄奈良駅〜国立博物館〜打上会 奈良東向商店街「天まであがれ」にて
集合場所の西大寺駅を出るときに既に雨になったが、シニア5名が師走の西の京周辺散策に繰り出した。この当たりも何回か散策しているものの余り知られていない社寺にも行ってみたいと思い立っての散策ではあったが、降りしきる雨のため、それも全てというわけにもいかず昼食後は雨宿りも兼ねて国立奈良博物館で2〜3時間を過ごし、奈良に来ていつも行く「天まであがれ」で打上会を開催、一頻り話に花を咲かせて散会した。

                                

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