天理・桃尾の滝~大親寺 平成29年11月1日
桃尾の滝
桃尾の滝は古くから行場として知られ、「布留の滝」として和歌や句にも読まれてきました。滝の落差は23mあり、春日断層崖で見られる滝の中では最大級です。滝壺の手前左側に刻まれた不動三尊摩崖仏は鎌倉時代の作で、県下でも屈指の名不動と呼ばれています。夏、凉を求めて訪れる人が多いのですが、春や秋に足を運ぶ人も増えています。7月の第三日曜日には、夏の安全を祈願して「滝開き」の神事が石上神宮の禰宜さんにより行われ、行者さんによるホラ貝の儀式が行われます。  《※ナビ役説明文より》
 
JR・近鉄天理駅
   ナビ役案内図(行ったのは大親寺まで、
上図の大国見山には登らず)

行きは滝の側までタクシー利用
帰りは、大半は約5キロ強を徒歩で戻ったが
複数人は、タクシー利用で戻った
 
   
不動三尊磨崖仏の説明を
聞く参加者
上記説明文より
このあたりは かって桃尾山蓮華王院龍福寺の境内地だった。和銅年間、義淵によって開かれた龍福寺は、中世には寺領五百石を有する真言密教の大道場として栄えたが、明治に入って廃絶し、かっての阿弥陀堂跡には現在報親教大親寺の堂が
建っている。
《下に続く》
 
 
不動三尊磨崖仏
 
桃尾の滝の前で

  大親寺から大国見山への
ルートを図示している案内板
《上から続く》
「布留の滝」として古い和歌集にも
詠まれた桃尾の滝は、古くから行場として知られ七月第三日曜日には、夏の安全を祈願して「滝開き」の神事が行われる。

今はまた 行きても見はや
石の上 ふるの滝津瀬
跡をたづねて
(後嵯峨天皇)

天理市作成説明文

途中の菩薩象 
 
大親寺跡手前の墓場の6体の地蔵菩薩 

6体の奥にある菩薩象 
 

今の本堂塔
龍福寺跡について
真言宗桃尾山蓮華王院と称し本尊は十一面観世音菩薩象。境内は山内絵図によって東西十町、南北六町にも及ぶ広大な寺院で会った。 義淵が大和において龍名の三大名刹(龍盖寺『岡寺』、龍門寺『廃寺』、)を建立したという
うちの一寺。
             右に続く⇒
左から続く
それから二十年を経て天平年間に行基がこの地に堂塔を建立しここに一六坊を配し大伽藍を完成。中世には五百石分、江戸時代には一〇〇石分の寺領を持っていたと言われている、明治の廃仏毀釈により廃寺となり今はあちこちに残る同塔跡の石垣に往時を偲ぶのみとなっている
 
桃尾の滝への国道25号線入口
真っ青な青空で快晴の一日だった
 
すすき

立ち寄った石上神社  
 
同神社の国宝指定建物

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