(番外)キトラ古墳石室公開見学
 文化庁が6月にキトラ古墳の最終公開を発表、歩楽歩楽会メンバーも応募し参加させてもらった。
-キトラ古墳壁画の保存と管理-  《渡されたパンフ内の一節を転載》
 キトラ古墳は、奈良県高市郡明日香村大字阿部山字ウェヤマに所在する小型の古墳です。その墳丘は、発掘調査の成果より下段の直径が約13.8m、上段の直径が約9.4mの二段築成の円墳であることが推定されています。昭和58年、この古墳の石室から壁画が発見されました。石室内面には漆喰が塗られ、床を除く5面に壁画が描かれていることが明らかとなりました。壁面には四神像と獣頭人身の十二支像、天井には天文図が描かれていました。
 石室内の調査で、壁画は各所で破損しており、剥落寸前の状態であることがわかりました。
平成16年に壁画を全て取り外す方針が決定され、平成22年までに全ての壁画の取り外しが終了しました。壁画の取り外し作業は、壁画の状態観察や表打ちの後に専用のへら等を用いて慎重に進めました。漆喰が薄くかつ石面に固着している南壁の朱雀などについては、ダイヤモンドワイヤー・ソーを用いた方法で取り外しが行われました。 取り外した壁画は現在、国宝高松塚古墳壁画仮設修理施設において修理を行っています。取り外し作業によって多数の漆喰片に分かれた壁画は、クリーニング作業や漆喰層の強化処置などが進められています。
平成24年にキトラ古墳整備と壁画の保存管理に関する基本方針を固め、古墳及び周辺の整備、壁画の保存管理施設の平成28年度供用開始に向け、関係機関と連携しながら準備を進めています

      
 
当日受付時に交付された
今回のパンフ
 
近鉄飛鳥駅
 
国営飛鳥歴史公園
仮説修理施設受付所

キトラ現場
見物後バス車中から 
 
これも現場から
離れる際の竹藪越しに
キトラを見た一齣

高松塚の四龍を
形取った場面を
展示していた
 

高松塚
この日も暑かったため
水やりを実施中

史跡中尾山古墳で 
 
中尾山古墳
説明板
 
高松塚方面に
下りる参加者
 

公園案内板

パンフ掲載のキトラ
前室の窓ガラスから見た
古墳石室写真 


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